体重計測開始後三週間経過です。
- 9/13 82.0kg!
ジムで約一時間軽めの器械体操。プールで息子が遊ぶのに付き合ったあと、お風呂に入る前に測定。有酸素運動と汗をかくことはやっぱり効果ある模様。
- 9/14-9/17
普通に通勤。オフィスワークのみなので再増加に転じなければよしとするか。
観測史上最重と最軽の差が3kg。3kgなら大きめペットボトル1.5本分。少しは体が軽いと実感できるかと思ったけど、ぜんぜんです。ピーク体重に対して約4%だから、まだまだ実感するには早いのか…
完全に自己流のダイエットではありますが、「継続が大事なので、イヤなことはできるだけしない。無理せず続けられる方法を考える。」ということを基本方針として設定しています。「毎日運動するために通勤時、路線乗り換え駅までを自転車で往復する(→仕事にならね)」、「食事を低カロリーにしたり量を一気に減らす(→お腹すくのも、飯がまずいのもイヤだ)」、「サウナに入り浸ってみる(→暑いところは嫌いだし、急激に水分抜いたら危ないって)」とかも考えてみたのですが、どれも絶対長続きしない、という結論に達して保留中です。
かといって何もしなければ減っていくはずもないので、この体重観測・記録のほかに、これなら出来ると思って三週間前からはじめたことは、「間食をしない」です。オレは、食事がきちんとできれば、食事と食事の間はお茶程度で平気なはずなので。
間食とはいっても、夕方おなかがすくので帰宅するまでの間にコンビニでおにぎりとかから揚げとかパンとか食べてた、とか、日に4-5本缶コーヒーを飲んでた、というの止めたので、日に四食になっていたのを三食に戻したに近いと思ってます。なので、間食を止める効果はそれなりにあると期待して、測定を続ける毎日です。
引き続きボチボチ頑張るぞー
グーグルアドセンスへの申請をしてはや2日…音沙汰がありません。
こんなものなのか、何かを失敗してうまいってないのか、はたまた便りがなければそのまま審査落ちなのか、何か事例はヒットしないかな、と「アドセンス」とか「アフィリエイト」とかそんなキーワードで適当に検索していたら、楽天にもアフィリエイトがある(そのまま楽天アフィリエイト)があることに気づきました。
なんとなくリンクをたどっていくと、楽天のIDあったら即使える、ということが判明。
楽天のIDは既に持ってて、普段結構お世話になっているオレですので、これならすぐ使えます。しかも、サイトに置いてみたかった、自動広告なタイプのやつもある、と。更にサンプルを見てみると、楽天らしくないシンプルなデザインのバナーもある。(お世話になっていながらアレですが、楽天のサイトのデザインて、オレ的にできるだけ近寄りたくない猥雑な繁華街の風景を連想してしまってちょっと苦手です)
ここまで調べたところでブログの使い方を調べなおし、テンプレートを読み込んで右上に広告を入れる方法を確認。 早速自動広告リンクを生成して設置してみました。
こんなにHTMLを本気で読んだのは久しぶりです。 自分で書いたものでない生のHTMLを読むのは結構つらくて疲れたけど、カスタマイズして思い通りの結果になると楽しいですね。
気づけば検索を開始した当初の意図とはまったく違うことをしてますが、まあ、面白かったからよしということで。
全国何人かのSF好きな皆さん、こんにちわ。
ロバート・A・ハインライン様といえば、オレごときが語ってよろしいでしょうかダメですかそうですかすいません、な感じの巨匠ですが、あえて上から目線でオレ的永遠の名作と認定する作品に、「夏への扉」ってのがあります。書店で新訳版を見て懐かしくなったのがきっかけでこれを書いてます。
夏への扉[新訳版] (2009/08/07) ロバート・A・ハインライン 商品詳細を見る |
誰にでもお勧めできる名作です。今でも読後感を思い出しただけでうっとりします。本を読む気さえあれば、SFが好きじゃない人でも面白いはずです。うっとり感が、宮崎アニメのほのぼのしたやつを見たときと同種な気がするのは、オレの勘違いかもしれません。
ところが…この人の作品にはオレにはどうにも受け付けない大作がいくつかあります。何というかどうにも気持ち悪いのですね。
老衰で死にかけていた大富豪の老人の脳を、脳死した若い女性の体に移植、なんだか調子に乗って、いろんな意味でヤリ放題。
長命な種族の中でも、最年長な老人が退屈で死に掛けてたところを助けられて、やっぱり調子に乗ってやり放題だとか、やり放題だった昔話をするとか、タイムトラベルしてヤリ残しを…
変な要約でスミマセン。軽薄な印象しか残ってなくて、不正確だったらなおスミマセン。未来において性愛とはどうなっていくか、ということに正面から取り組まれた作品…なのかも知れません。変な印象を持ったせいでせっかく盛り込まれている面白いストーリーを見失っているのかも知れません。が、読破した後、えええええ、これがオレ的不朽の名作認定したあの作品を書いた人と同じ人の書いた作品なんですか?ホントですか?という気持ちと、上に書いたような軽薄な印象しか残ってない、というのも確かです。
そういえば、アーサー・C・クラーク様の作品にも同じような気持ち悪さを感じるものがあって、この二人の巨匠、もしかしてラヴな話とか書こうとしないほうがいいんじゃね?てな感想を持ったこともありました。
この気持ち悪さは、自分の中でもっとも保守的な価値観に対する変化を予言したようなストーリーへの拒否感だったのかなあ、と、「夏への扉」を懐かしく見たことから思い出してしまいました。
啓示空間 (ハヤカワ文庫SF) (2005/10) アレステア レナルズ 商品詳細を見る |
サイエンスフィクションだったり、少し不思議だったりする、SF小説が好きです。
そんな中でも壮大なスケールのスペースオペラってやつが特に好きだったりします。
面白いスペースオペラをワクワクしながら読んで心が躍ったあとは、頭の中でストーリーを反芻したり、そこから広がる世界を妄想するだけで、軽く一週間は充実(オレ主観)した濃密な時間を過ごせます。
かなり偏った本の虫だった頃は一年中そんな感じでした。読んだ後の妄想で楽しむ時間の方が長くて、そのせいで、実はもっとたくさん面白い本が読めたはずの時間を無駄にしてたんじゃないかという気もします。でも後悔しない。
でも、 ここ何年かそんなワクワク感とか充実した時間が遠のいてしまって、 その理由が分からないまま、 スペースオペラというジャンルの新刊を探そうとすること自体から遠ざかってました。
で、たまたまその分厚さが目に付いて何となく買ったこの本とその続編を何冊か読んで分かったのですが、オレは少し不思議(荒唐無稽ともいう)なストーリーであってもその中にある種のリアリティを求めていたようです。オレにとって、この啓示空間をはじめとする一連のストーリーは、そんな潜在的な願望というか、妄想要件というか、そんなものをを満たしてくれた、壮大だけど、どこかリアリティがあって、ついでに相当な読み応えがある、そんなスペースオペラでした。
この本に登場するガジェットや設定で、荒唐無稽なものは…
- 燃料いらずの近光速船
- 100万年近く前に突然なぞの消滅をした古代異星文明
- その異星文明よりも遥か昔から銀河で文明の生死を支配してきたアレ
せいぜいこんなもんじゃないか?超光速ドライブとか出てこないし!近光速船の乗員はみんなサイボーグとか、集合知性とか、ナノテクノロジーを犯す伝染病とか、そんなの何百年後かの未来と思えば十分あり得るって!(確信)
…一つ残念なのは、登場人物紹介のイラストです。 いや、イラストそのものにはいいも悪いもないのだけれど、オレ妄想空間に浮かぶビジョンと合致しないところに強制誘導されてしまう、という意味で。
少し前の方にも分厚いと書きましたが、半端でない分量です。普通の文庫本なら上下巻、いや上中下巻くらいの分量が一冊です。
電車の中で読もうと通勤用のカバンに入れていて、たまたまそれを見た会社の若者に、「宗教の本?」と尋ねられたことがあります^^;
「啓示空間」というタイトルのそこはかとない宗教っぽさに加えて、この分厚さも彼にそんな誤解をさせた要素の一つに違いありません。
たっぷり分量があり、重厚なスペースオペラを楽しみたい人にお勧めしたい一冊です。