啓示空間 - 荒唐無稽?でも何かリアリティが…

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啓示空間 (ハヤカワ文庫SF)啓示空間 (ハヤカワ文庫SF)
(2005/10)
アレステア レナルズ

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サイエンスフィクションだったり、少し不思議だったりする、SF小説が好きです。

そんな中でも壮大なスケールのスペースオペラってやつが特に好きだったりします。

面白いスペースオペラをワクワクしながら読んで心が躍ったあとは、頭の中でストーリーを反芻したり、そこから広がる世界を妄想するだけで、軽く一週間は充実(オレ主観)した濃密な時間を過ごせます。

かなり偏った本の虫だった頃は一年中そんな感じでした。読んだ後の妄想で楽しむ時間の方が長くて、そのせいで、実はもっとたくさん面白い本が読めたはずの時間を無駄にしてたんじゃないかという気もします。でも後悔しない。

でも、 ここ何年かそんなワクワク感とか充実した時間が遠のいてしまって、 その理由が分からないまま、 スペースオペラというジャンルの新刊を探そうとすること自体から遠ざかってました。

で、たまたまその分厚さが目に付いて何となく買ったこの本とその続編を何冊か読んで分かったのですが、オレは少し不思議(荒唐無稽ともいう)なストーリーであってもその中にある種のリアリティを求めていたようです。オレにとって、この啓示空間をはじめとする一連のストーリーは、そんな潜在的な願望というか、妄想要件というか、そんなものをを満たしてくれた、壮大だけど、どこかリアリティがあって、ついでに相当な読み応えがある、そんなスペースオペラでした。

この本に登場するガジェットや設定で、荒唐無稽なものは…

  • 燃料いらずの近光速船
  • 100万年近く前に突然なぞの消滅をした古代異星文明
  • その異星文明よりも遥か昔から銀河で文明の生死を支配してきたアレ

せいぜいこんなもんじゃないか?超光速ドライブとか出てこないし!近光速船の乗員はみんなサイボーグとか、集合知性とか、ナノテクノロジーを犯す伝染病とか、そんなの何百年後かの未来と思えば十分あり得るって!(確信)

…一つ残念なのは、登場人物紹介のイラストです。 いや、イラストそのものにはいいも悪いもないのだけれど、オレ妄想空間に浮かぶビジョンと合致しないところに強制誘導されてしまう、という意味で。

少し前の方にも分厚いと書きましたが、半端でない分量です。普通の文庫本なら上下巻、いや上中下巻くらいの分量が一冊です。

電車の中で読もうと通勤用のカバンに入れていて、たまたまそれを見た会社の若者に、「宗教の本?」と尋ねられたことがあります^^;

啓示空間」というタイトルのそこはかとない宗教っぽさに加えて、この分厚さも彼にそんな誤解をさせた要素の一つに違いありません。


たっぷり分量があり、重厚なスペースオペラを楽しみたい人にお勧めしたい一冊です。

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